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インビザラインの基本知識(4)
インビザラインに向かない方

インビザラインをおすすめできない患者さま

  • インビザラインをおすすめできない患者さま
  • インビザラインは、透明なアライナーを使用することで目立たず効果的に歯並びを整えられる矯正治療です。
    幅広い症例に対応できる矯正方法として多くの患者さまに適用されますが、実はすべての患者さまに最適というわけではありません。特定の条件に該当する場合、インビザラインによる治療が推奨されない可能性があります。

    当院では、治療効果や安全性を考慮し、以下のような状況に該当する患者さまにはインビザラインをおすすめしていません。

  • 歯周病が進行している方
  • 口腔環境が著しく悪い方
  • 骨格性の不正咬合の方
  • アライナー着脱を生活習慣に落とし込むのが困難な方
  • 多数の抜歯をしている方)

歯周病が進行している方

歯周病が進行している方は、インビザラインによる矯正治療が向かない場合があります。歯周病は歯を支える顎の骨や歯ぐきにダメージを与えて歯の安定性が失われるため、アライナーで歯を動かすことが難しくなります。

さらに、治療中に歯周病が悪化するリスクも高まるため、歯周病が改善するまで他の治療を優先する必要があります。歯周病の早期治療は、矯正治療を安全に行うために重要です。

口腔環境が著しく悪い方

口腔内の衛生状態が著しく悪い場合も、インビザラインは適していません。虫歯や歯周病、歯石の蓄積がある状態では、アライナーの着用がかえって症状を悪化させてしまう可能性があります。

インビザラインは定期的に取り外して清掃する必要があるため、日常的な口腔ケアが十分に行われていない方には不向きです。まずは歯の健康を回復させ、適切な口腔環境を整えてから矯正治療を検討することが望ましいでしょう。

骨格性の不正咬合の方

骨格に由来する不正咬合がある場合、インビザライン単独での矯正治療は困難です。骨の成長や形状に原因があるかみ合わせの問題は外科的な処置が必要なケースが多く、アライナーだけでは十分な矯正効果が得られません。

骨格性の不正咬合は、矯正治療と外科的治療を組み合わせた包括的なアプローチが必要となる可能性が高いため、まずは矯正担当の歯科医師に相談の上、適切な治療計画を立てましょう。

アライナー着脱を生活習慣に落とし込むのが困難な方

インビザラインによる矯正治療の際には、アライナーを1日20時間以上着用し、定期的に交換することが必須です。アライナーの着脱やケアが生活習慣に合わない、あるいはアライナーの管理が難しい方には、この治療法は不向きだと言えるでしょう。

インビザラインには徹底した自己管理が求められるため、生活リズムや日常的な習慣に合わない方は、ワイヤー矯正などの他の選択肢を検討することをおすすめします。

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