矯正前シミュレーションについて
歯の動きのシミュレーション
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精密検査を行った患者さま全員に説明いたします。
歯がどのように動くのか、治療のゴールをご自身の目で見ていただくと、とても分かりやすくご好評をいただいております。
※下部に動画あります。
※無料相談時にも前後シミュレーションを行っておりますが、あくまで自動的にソフトウェアが行った簡易的なものとなります。精密検査後のシミュレーションは、実際の治療計画に沿ったものになり、正確なものとなります。
矯正前後での顔貌の変化のシミュレーション
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上顎前突(出っ歯)・下顎前突(受け口)・上下顎前突(口ゴボ)など矯正治療により、横顔などの顔貌の変化が予測される場合に説明いたします。
精密検査時に採得したセファロ(側方頭部X線規格写真)・顔貌写真・歯並びの3Dデータなどから専用のソフトウェアを用いてシミュレーションいたします。骨格・歯の動き(移動と回転)などから複雑な計算をして予測を立てます。
治療結果が完全にその通りになるわけではないですが、上記でお悩みの患者さまにとっては大きく参考になるようです。
※下部に前後予測の参考写真あります
歯の動きのシミュレーションを動画にしました
マウスピース矯正計画(クリンチェック)を動画にしたもの
上の数字がマウスピースの数です。
矯正前後の顔貌変化のシミュレーション参考写真
顔貌変化予測は下の①~⑥の複雑な工程を複数のソフトウェアを駆使して行います。
※上顎前突(出っ歯)の患者さまの一例となります。
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⓪矯正前の横顔
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⓪矯正前の上の歯の前方への突出
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①矯正治療前の横顔(元画像) Eライン(※)
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②セファロ(側方頭部X線規格写真)
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③セファロの分析
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④セファロ分析と横顔写真の重ね合わせ
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⑤歯並び3Dデータからの歯の移動量・角度の確認
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⑥各データからの横顔の矯正後予測 Eライン
※<参考>
横顔において、鼻とあごの頂点を結んだ線を『Eライン(エステティックライン)』と呼びます。人種などで多少の違いはありますが、Eライン上もしくは少し内側に上の唇が入る状態が、美しい横顔と言われています。上の患者さまでは矯正治療前にはEラインより上の唇が前に飛び出していますが、シミュレーション後ではEライン内に納まっています。
こちらの患者さまでは不要でしたが、口元がもっと飛び出している場合は、小臼歯の抜歯による抜歯矯正で行うと、もっと口元を下げることが可能となります。インビザラインは非抜歯矯正でも抜歯矯正でもどちらでも対応可能ですので、治療予測と患者さまのご要望を照らし合わせて計画を決めております。